春の雷。強い雨ではありましたが、どこか優しくもあるような。。。
日中の大雨で、桜の花もほぼ散ってしまったことでしょう。
また来年を楽しみにしたいと思います♪
さて、本日は起工式を行いました。
『起工式』って聞きなじみがございますか?
『地鎮祭』であれば知ってる方も多いかと思いますが、
この一般的に地鎮祭と呼ばれる儀式には神式と仏式があり、
仏式のものが『起工式』と呼ばれるそうです。
・・・すみません。私も最近知りました(^^;)
調べてみると神式と仏式、同じ様ですが意味合いが少し異なるようです。
神道式の『地鎮祭』では、
神さまの土地を使用させて頂くお願いと、工事の安全をお願いする儀式です。
神さまが鎮まっている土地に家を建て、工事などで騒がせてしまうので、
神さまの怒りを招かないように、ご神塩やお神酒でその土地を清め丁重にご挨拶し、
工事にかかる前に土地の神さまを鎮め許可を頂く儀式です。
地鎮祭は土地の氏神様の祭られる神社から、神主を招き神式で執り行われるのが古来からの事です。
一方、仏式の『起工式』では、
こうして家を建てられるのも、有縁無縁の人々のお陰であり、
ようやく建築の運びとなったご縁に感謝しようと云う心です。
家を建てられる事を、お互いに祝福し合って、
喜びを御仏に感謝申し上げる儀式が仏式の起工式です。
また、自ら襟を正し責任をもって工事に取り組み、
工事の安全と、良い建築物を完成させる事を仏前に誓う儀式でもあるそうです。
いかがでしょう?なんとなくニュアンスが異なる気がしませんか??
もちろん、どちらが良く、どちらが悪いということはないです。
結果として、着工を前に一つの節目として、お施主様ご家族、建築会社スタッフの両者が、
お互いに協力してより良い工事を行うことをお約束する場であるように思います。
一生に一度(かもしれない)のイベントであると同時に、
古来より受け継がれてきている伝統でもあります。身が引き締まるわけですね。
毎回同じことを書いてますが、これからまた改めてしっかりと工事に取り組んで参ります。
————————————————– R+house [アール・プラス・ハウス] 鹿児島中央店 (成尾建設株式会社)