標準仕様
成尾建設では高耐震、高性能、高耐久を追及しながら、同時に自然素材にこだわった健康住宅をご提案しています。快適性、高いデザイン性、サスティナブル性(メンテナンスを行うことで永続的に使用可能な性質)をテーマに自然素材にこだわって設備・仕様を厳選しています。
高耐震
在来の木造軸組工法に加えて、耐力面材「R+パネル」を使用しております。建物全体を「木造モノコック」という壁面で支える構造で、高い耐震性を低価格で実現しました。また、全ての建物において長期優良住宅で定められてい耐震等級の中でも最高の等級3をとれる様構造計画しています。
高性能
●高断熱
かつて日本の家づくりでは、各部屋を空調する考えが主流でした。しかしこの方法では、部屋から部屋に移動する際に急激な温度変化によって心肺停止などの状 態になる「ヒートショック」が起きやすい環境となります。家づくりにおいて断熱を疎かにするということは、「生命」を疎かにするということ。高断熱は家づくりの最低条件だと考えます。
●高気密
しっかりとした気密施工をし、全棟気密検査を行い高い機密性能を確保します。また2時間ごとに室内空気と室外空気が入れ変わる様に換気ルートを設計した第1種換気システムにより室内から床下空間を一定の温熱環境に保ちます。
●高耐久
正しく断熱・気密・換気された家は壁体内結露を防ぎ、躯体を湿気やシロアリから守り、住宅の寿命を延ばすことができます。
気密断熱仕様 ウレタン断熱パネル(壁)+現場発泡ウレタン+第1種換気システム
壁:ネオマフォーム(85m/m)+構造用MDF(9m/m)【R+パネル】
屋根:現場発泡ウレタン(150mm)
第1種熱交換型24時間換気システム
【澄家(すみか) ECO-S】
断熱は後からやり直しが困難なものです。これから数十年快適に暮らすには、国交省の2020年断熱義務化以降でも通用するレベルの断熱性能は必須です。また、初期性能のみ良い数値を出す事は簡単ですが、断熱材は結露などにより経年劣化しやすいものです。そこで成尾建設では結露に強い対抗力を持つ工場生産したフェノールフォーム断熱材(85mm)を壁に、現場吹付硬質ウレタンフォーム(150mm)を屋根に採用。より安心してお住まいいただけるようになりました。
自然素材
本物の素材は適切なメンテナンスを行うことで長く使うことができるサスティナブルなものです。
一方、サイディングや木目調シート張りの床やドアなどに代表される新建材は、最初は綺麗ですが時とともに経年劣化していき、古くなったら交換が必要になるものも多くあります。
成尾建設ではきちんと手入れすることで永続的に使用できる素材=自然素材を厳選しています。シロアリ予防については健康に配慮して有機薬剤系は使用せず、自然素材のホウ酸系の防蟻材を使用しています。
品質
工事期間中の検査には、大きく3種類あります。
まずは、法定検査と瑕疵保険にもとづく検査。この2つは義務化された検査で、第3者の目で工事内容をチェックされるごく当たり前の検査です。もうひとつが自社検査、これは当社が独自に行なう検査となります。
独自で定めた基準をもとに、この自社検査を工事期間中に行なうことで、住まいの品質を守るようにしています。工事期間中の検査以外にも、着工前に行なう設計・工事部による図面の検査、設計部によるデザインの検証、断熱・気密性能を確認するための気密測定、お施主様との現場打合せによる施工状況確認などを行ない、品質・性能・デザインの全ての側面からお客様の立場に立って、徹底した検査・検証を行っております。
一見当たり前のように思われるかもしれませんが、この地道な日々の積み重ねがあるからこそ、1棟1棟がフルオーダーの注文住宅でお客様に満足を頂いているのです。
常にお客様の視点とプロの視点から検査を行なう取り組みを当社では怠りません。